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夏
高温多湿で汗を大量にかき、最も皮膚トラブルが急増する季節です。
あせも(汗疹)
【原因と主な症状】
汗の出口が詰まり、首や関節の裏に赤いポツポツや痒みが出ます。
【注意点】
1.衣類の工夫
衣類は汗を閉じ込めるような服は避け、襟元や袖口がゆったりした吸水性の高い綿100%のものを選びましょう。
2.帰宅後とお昼寝後のシャワー
日中は石鹸を使用せず、ぬるま湯のシャワーで汗を流す程度にして下さい。シャワーが使えない場合は、子供用の汗拭きシートなどを代用しても良いです。
3.保湿剤の使用
夏でも保湿剤は必須です。夏場はべたつく軟膏よりも、さらっとしたローションタイプの方が良いでしょう。
4.重症化の防止
痒みを我慢できずに掻き壊すと“とびひ”などの原因になります。爪は短く丸くして患部が傷付かないようにして下さい。
とびひ(伝染性膿痂疹)
【原因と主な症状】
あせもや虫刺されを掻き壊した傷口に細菌が感染し、水ぶくれやジュクジュクが全身に広がります。
【注意点】
1.予防
とびひは、あせもや虫刺され、湿疹などを掻きむしることでできる傷が原因で感染することが多いです。これらを放置せずに早めに痒み止めを塗るなどして、掻き壊しを防ぐことが最大の予防につながります。
2.患部の保護
無意識に引っ掻くことで症状が全身に広がるのを防ぐため、爪は短く丸くして、患部は包帯やガーゼで覆っておきましょう。
3.肌を清潔に保つ
入浴の際は、石鹸をよく泡立てて擦らないように優しく洗ってあげて下さい。
4.感染防止
人から人へうつる接触感染が非常に多いので、家族間でタオルやバスタオルを共有しないことや入浴の際は湯船には浸からずシャワーで済ませるなど対策を行って下さい。
みずいぼ(伝染性軟属腫)
【原因と主な症状】
ウイルス感染による光沢のある小さなイボです。幼児・小児によく生じ、放っておいても自然に治ることもありますが、それまでには長期間を要するため、周囲の小児に感染することを考慮して治療の必要があります。
【注意点】
1.掻き壊しの防止
イボを爪で引っ掻いて潰してしまうことにより爪にウイルスが付着して、更にその爪で引っ掻くことで症状が全身に広がってしまいます。爪は短く丸くし、痒み止めの使用や患部を冷やすなどして、痒みを和らげるようにして下さい。
2.学校等における感染防止
ウイルスの感染力自体は弱く、プールの水を介して感染することはありません。常時、シャワーで肌をきれいに保つとともに、物(タオルや浮き輪、ビート板など)を介した感染は起こりやすいため共用を控えるなどの配慮が必要です。
手足口病
【原因と主な症状】
夏風邪の一種で、手のひらや足の裏、口の中に水疱性の発疹が出ます。
【注意点】
1.脱水症の防止
夏場の手足口病で最も注意しなければならないのが、口の痛みから起こる脱水症です。水分補給の際は、冷ました白湯や麦茶、経口補水液などをスプーンなどで少しずつ飲ませてあげて下さい。激痛を伴う熱い飲み物や酸っぱい飲み物は避けて下さい。また、高熱が何日も続いたり、嘔吐を繰り返すなどした場合は、重度の脱水症や合併症の恐れがあるため、すぐに受診して下さい。
2.食事
水分補給の際と同様に熱いものや酸っぱいものは避け、ゼリーやヨーグルト、豆腐など冷たくて柔らかいものにして下さい。
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