脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)、頭痛の治療と高血圧・高脂血症・糖尿病・肥満など生活習慣病の改善
うちむら脳神経外科クリニック
〒890-0005 鹿児島市下伊敷1丁目43-2 種子田ビル1F TEL:099-218-2180 FAX:099-218-2272 院長:内村 公一


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生活習慣病とは? 生活習慣病の治療 生活習慣病の予防

 

元気で長生きするために
生活習慣病予防のポイント
生活習慣病の予防

 

生活習慣病は、自覚症状に乏しいことが特徴です。脳卒中や心筋梗塞を起こして初めて病気に気づくこともまれではありません。幸い軽い症状で済めばまだ良いのですが、重い後遺症をのこしたり、ときには死に至ることもあります。自分のため、家族のため、「元気で長生き」するためには日常的なチェックが重要です。


 自宅でチェック
「病院や健診で測った血圧は正常値だった」と安心していませんか。最近、日中の血圧は正常なのに早朝や夜間の血圧が高くなる「隠れ高血圧」が注目されています。本当は高血圧なのに、一見正常に見えるため治療開始が遅くなりがちです。
なかでも早朝の血圧が高くなる「早朝高血圧」は脳卒中や心筋梗塞などを発症する危険性が特に高いことが知られています。早朝高血圧は家庭で血圧を測定しない限り発見できません。家庭血圧の測定は「早朝高血圧」以外に、病院で血圧が高くなる「白衣高血圧」の発見、薬による血圧コントロールの効果判定にも有用です。
・家庭血圧を測りましょう
血圧計は、上腕で測るタイプの自動血圧計が正確でお勧めです。測定時間は朝起床後1時間以内と、可能なら就寝前の計2回行う。朝は排尿を済ませ、朝食を食べる前、薬を飲む前、1〜2分の安静後に測定します。上の血圧(収縮期)135mmHg以上、あるいは下の血圧(拡張期)85mmHg以上なら高血圧です。
詳しい測定法についてはスタッフが指導いたします。また、当クリニックでは血圧計の無料貸し出し血圧手帳の配布を行っております。ご遠慮なくお申し出ください。
外見上明らかに肥満でなくても、内臓脂肪が蓄積すると、中性脂肪、善玉コレステロール、血圧、血糖値の異常が重なりやすく、脳卒中や心筋梗塞を起こす確率が急激に高くなります。
このような状態をメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と呼びます。中高年男性では2人に1人、女性でも5人に1人が有病者か予備軍と言われています。内臓脂肪の蓄積はウエスト周囲径で推定できます。
・ウエスト周囲径を測りましょう
立位で軽く息を吐いた後におへその周りを測りましょう。男性は85cm以上、女性は90cm以上の方は内臓脂肪の蓄積が予想されます。女性は皮下脂肪がつきやすいため、男性より大きい数字となっています。

・体重を測りましょう

運動や食事療法の効果を実感するために体重をマメにチェックすることは重要です。生活習慣病の元凶である内臓脂肪はつきやすく、落ちやすいという特徴があります。日々の運動でまず5%の減量に励み、内臓脂肪を減らしましょう。

※血圧手帳に日々の血圧、歩行数とともにウェスト周囲径や体重も記録すると良いでしょう 。

 病院でチェック
「健診で測った空腹時の血糖値は正常だった」と安心していませんか。最近、空腹時血糖は正常(110mg/dl未満)なのに、食後の血糖値が異常に高い人が増加しています。食後2時間の血糖値が140から199mg/dlは境界型、200mg/dl以上は糖尿病型です。
糖尿病は当初無症状ですが、管理を怠ると、血管がボロボロになり、脳卒中や心筋梗塞を合併しやすくなります。また、目や腎臓にも障害がおよび失明したり、透析が必要となるなど怖い病気です。内臓脂肪型の肥満が疑われる、家族に糖尿病の人がいる場合など一度食後2時間の血糖検査をお勧めします。
・血液検査
生活習慣の改善や服薬により、検査値がどのように変化したか、また、薬の副作用などにより、肝臓や腎臓などの働きや血液自体に異常があらわれていないかをチェックします。血液検査は自分の体の変化を早めに察知するのに重要な検査です。3ヶ月に1回が目安です。 健診や他院での採血結果もご持参ください。参考にさせていただきます。

高脂血症:
  総コレステロール       220mg/dl以上
  悪玉(LDL)コレステロール  140mg/dl以上
  善玉(HDL)コレステロール  40mg/dl未満
  中性脂肪           150mg/dl以上

糖尿病:
  空腹時血糖              126mg/dl以上(正常値110未満)
  食後2時間血糖            200mg/dl以上(正常値140未満)
  グリコヘモグロビン検査(HbA1C)  6.5%以上(正常値5.8未満、1〜2ヶ月前の血糖状態がわかります)
・頭部CT検査
脳卒中を起こしていないか、また治療によって脳卒中が予防できたかをチェックします。症状がなくても小さな脳梗塞が見つかることもあります。年に1回(脳卒中を起こしたことがある方は6ヶ月に1回)が目安です。

・頸部血管エコー検査
動脈硬化により、頸部の血管壁が厚くなって血管の内腔が狭くなっていないか、また脳へ十分血液が流れているかを検査します。 年に1回(異常が見られた方は6ヶ月に1回)が目安です。
・動脈硬化検査(血管年齢検査)
動脈硬化が進行し、血管が硬くなっていないか、手足の血管が狭くなっていないかを、脈の伝わり方と手足の血圧から判定します。血管の硬さから血管年齢がわかります。年に1回(異常が見られた方は6ヶ月に1回)が目安です。
・血液サラサラ検査
生活習慣の乱れによって血液がドロドロになっていないか、治療によって血液がサラサラになったかを検査します。テレビでおなじみの検査ですが、鹿児島で検査ができる施設は3ヶ所だけです。 年に1回(異常が見られた方は6ヶ月に1回)が目安です。
血液さらさら検査についてはこちら

・心電図検査、ホルター心電図
元巨人軍の長島さんのように不整脈が原因で脳梗塞を起こすことがあります。脳梗塞の原因や心臓の働きを検査します。

 最後に
20年間救急医療に従事し、救急車で運び込まれる脳卒中の患者さんを多く診てきました。この中には「今まで元気だったのに」という方がたくさんいらっしゃいました。後遺症を残さず、元の生活に戻れる方は幸いですが、麻痺や失語などの重い後遺症を残す人も少なくありません。そうなると、患者さん本人はもちろんのこと、ご家族の生活も一変してしまいます。元気な今だからこそ、脳卒中や心筋梗塞を予防するために生活習慣を改善し、「元気で長生き」をめざしましょう。
また、脳卒中や心臓病とならんで気を付けなければならない病気はガンです。ガンの早期発見のためには少なくとも年に1回はガン検診や人間ドックを受診しましょう。

※内容について不明な点がございましたら、当院医師やスタッフに遠慮なくお尋ねください 。

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