鹿児島市-うちむら脳神経外科クリニック-慢性型頭痛,緊張型頭痛,片頭痛,偏頭痛,ストレス,脳卒中,脳梗塞,脳出血,くも膜下出血

うちむら脳神経外科クリニック
〒890-0005 鹿児島市下伊敷1丁目43-2 種子田ビル1F TEL:099-218-2180 FAX:099-218-2272 院長:内村 公一


頭痛について
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当院の院長が監修した新聞の記事をご紹介しています。

 

ひとくちに頭痛といってもいろいろな種類があることをご存じですか?

大きく分けて「脳の病気が原因で起こる頭痛」と「慢性頭痛」があります。
「脳の病気が原因で起こる頭痛」には、くも膜下出血、脳出血、脳腫瘍、慢性硬膜下血腫、髄膜炎などがあり、早く適切な治療が必要です。
当クリニックでもすぐに行えるCT検査などによって診断することができます。


くも膜下出血による頭痛とは?

突然、後頭部をバットで殴られたように痛くなるのが特徴です。痛みはこれまでに経験したことがないと言われる程に激しく、嘔気・嘔吐を伴い、時には意識を失うこともあります。ほとんどが脳の動脈にできたこぶ(動脈瘤)が破裂して出血するために起こります。命に関わるため早急な治療が必要です。


脳出血による頭痛とは?

多くは高血圧が原因でもろくなった血管から脳内へと出血し、突然の頭痛を引き起こします。出血の場所によっては頭痛以外に手足の麻痺やしびれ、言語障害などを伴うことがあります。


脳腫瘍による頭痛とは?
腫瘍のために脳内の圧力が高まり、頭痛が生じます。腫瘍が大きくなるにつれて、徐々に痛みが増強し、嘔気・嘔吐を伴うようになります。頭痛は1日のうちでも朝方に強いのが特徴です。腫瘍の場所によっては頭痛以外に手足の麻痺やしびれ、言語障害などを伴うことがあります。

慢性硬膜下血腫による頭痛とは?
頭部を打撲後1-2ヵ月経過してから、脳と頭蓋骨の間に血液が溜まり頭痛を生じることがあります。多くは60歳以上の方に見られ、あまり覚えていないくらいの軽微な打撲でも起こると言われています。頭痛以外に認知症様の症状(物忘れ)や手足の麻痺が見られることがあります。

ドクターから一言
頭痛もちの人は、くも膜下出血や脳出血といった危険な病気の症状として起こる頭痛を、ふだんの頭痛と混同して病気を悪化させることがあります。命に関わる「脳の病気が原因で起こる頭痛」を見落とさないために、いつもと違う頭痛や症状が現れたら、ただちに受診するようにしてください。

慢性頭痛とは何ですか?
頭や体に頭痛の原因となる病気もないのに、いつも頭が痛いとか、ときどきすごく強く痛むとか、こうした『頭痛もちの頭痛』を「慢性頭痛」といいます。
慢性頭痛は「緊張型頭痛」、「片頭痛」、「群発頭痛」に大別でき、それぞれに治療法が異なります。
頭痛患者さんの約90%がこのタイプにあたります。

緊張型頭痛とはどんな頭痛でしょうか?
慢性頭痛のなかで、最も多く日本では2000万人以上の方が悩んでいるとされています。頭全体を締めつけるような重苦しい痛みが毎日のように続きますが、それほどひどい痛みではありません。ほとんどの人で首や肩の「こり」を伴うのが特徴です。身体的・精神的ストレスが原因となるため、「ストレス頭痛」と呼ばれることもあります。

身体的ストレスが頭痛を引き起こします。

身体的ストレスとは、肩や首の筋肉を緊張させて「こり」を起こすものをいいます。長時間パソコンを操作したり、首を上げたままの状態やうつむいた姿勢など、同じ姿勢を続けると、肩や首の筋肉が緊張します。すると、肩や首の筋肉とつながっている頭全体をおおう筋肉も同時に収縮するので締めつけられるような頭痛が起きることになります。


精神的ストレスも頭痛の原因となります。

最近増えているのが精神的ストレスによる緊張型頭痛です。家庭内の問題や仕事上の問題など、さまざまなストレスが、首肩の筋肉に栄養を送る血管を収縮させます。すると、筋肉の血流が悪くなって筋肉が収縮してしまうため、頭痛が引き起こされるのです。


緊張型頭痛の治療法は?
まず、身体的ストレスを解消するために運動療法を行います。 運動療法では、肩や首のまわり、頭の後ろの筋肉の緊張を取り除き、「こり」をほぐすことが基本です。肩をゆっくり回したり、首を曲げたり伸ばしたりするストレッチングが有効です。ゆっくりと散歩するのも筋肉をほぐすほか、精神的なリフレッシュ効果もあります。他に温水プールでの水泳やマッサージ、入浴も効果的です。

運動療法だけではあまり頭痛が改善しない場合、薬物療法を行います。
身体的ストレスを和らげるために、筋肉の過剰な収縮を緩和する「筋弛緩薬」、精神的ストレスを和らげる「抗うつ薬」や「抗不安薬」を服用します。副作用として眠気が見られることがありますので、車の運転には注意が必要です。

片頭痛(偏頭痛)とはどんな頭痛でしょうか?
日本では15歳以上の人口の約8.4%、約840万人もの人が片頭痛に悩まされているといわれています。特に20〜30歳代の女性に多く見られます。
いったん片頭痛の発作が起こると、数時間から2〜3日の間、ズキンズキンと心臓が脈打つようにひどく痛み、多くは日常生活に支障をきたします。痛みは階段の昇り降りや運動によって激しくなり、ときに吐き気や嘔吐を伴ったり、光や音に敏感になることもあります。

片頭痛(偏頭痛)はどうしておこるのですか?

ストレスを感じたときや女性ホルモンの分泌量が変化したときなどに、セロトニンという物質が血管内に大量に放出されます。セロトニンの大量放出が続くと、脳の血管は収縮しますが、セロトニンが出尽くしてしまうと、今度はその反動で脳の血管が急激に拡張します。すると、血管壁に炎症が起き、さらに血管の周囲を取り囲む神経が刺激され、痛みが起こります。


片頭痛(偏頭痛)の前兆とは何ですか?
片頭痛の発作の10分から1時間ほど前に、目の前にギザギザした明るい模様が現れることがあります。これは脳の血管が収縮し、一時的に脳の血流量が減少するために起こるものです。しかし、このような症状を伴うことなく頭痛が始まる人も大勢います。

片頭痛(偏頭痛)を引き起こしやすいものがありますか?
片頭痛を引き起こす誘因にはさまざまなものがあります。誘因となるのはストレス、寝不足や寝すぎ、空腹、まぶしい光、騒音、人ごみ、強い臭い、アルコールの飲みすぎなどが挙げられます。また、赤ワイン、チョコレート、チーズなど特定の食品が片頭痛をおこすことがあります。思い当たるものがあれば、こうした誘因を避けることが大切です。ただし、誘因を取り除いたり、規則正しい生活を心掛けるなど生活習慣の改善を行っても、片頭痛が改善しない場合には薬物療法を行うことになります。

片頭痛(偏頭痛)の治療法は?
現在の治療法の中心は薬による治療で、大きく分けると2つの治療法があります。1つは頭痛の発作が起きたときに痛みを改善する治療で、2001年から使用可能となったトリプタン製剤が非常に有効です。もう1つは頭痛発作を出にくくする治療法です。1ヶ月に4回以上、生活に支障が出るような頭痛発作がある場合には、予防薬を飲むことをお勧めします。

片頭痛(偏頭痛)は遺伝と関係がありますか?

両親が片頭痛持ちだと、子供の約75%に片頭痛がみられ、片親が片頭痛の場合でも子供の約50%に片頭痛を認めると言われています。

あなたの周りに頭痛で悩んでいる方はいらっしゃいませんか?頭痛がおさまっている時でも受診は可能です。お気軽にご相談ください。

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