
腎臓がいよいよ悪くなり、腎臓そのものがほとんど機能しなくなった状態を「慢性腎不全」と言います。なお、適切な治療によって腎機能が大部分回復することが可能な急性腎不全とは区別されます。
では、腎臓というのはそもそもどんな働きをするのでしょうか?
- 体の中で不要になった老廃物(クレアチニン・尿素・尿酸等)を尿として排泄
- 余分な水分を尿として排泄
- 血液の弱アルカリ性維持作用
- 造血刺激ホルモンの分泌
- 血液中のカルシウム吸収補助
- 血圧調整
などの働きがあります。ところが様々な理由によって、腎臓が本来の機能を果たせなくなり、生命を維持していくために行われるのが人工透析です。
近年は「糖尿病」の合併症である「糖尿病性腎症」が急激に増加しており、これが結局「慢性腎不全」に移行して人工透析を必要とする患者さんがかなり増えています。

慢性腎不全になると「尿毒症」となり次のような症状が現れます。
- 貧血
- 全身倦怠
- 寒気
- 食欲不振
- 不眠
- 吐き気
- 下半身のむくみ
などです。こうした症状が気になったらまずは専門医に相談しましょう。
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人工透析では、おもに体内に溜まった余剰な水分や老廃物を除去するための治療が主になります。通常、血液流量を増加させるためのシャントと呼ばれる外科的処置を施した前腕の血管に針を2本刺し、動脈側(脱血側)血液回路と静脈側(返血側)血液回路を接続します。血液ポンプによって体外に導き出された血液は、透析器に入り水分と老廃物が除去され、体内に返されます。この一連の流れを4〜5時間続けることによってからだ全体の水分や老廃物が正常値に近い値となって1回の透析を終了します。毒素や水分は、また溜まりますから1週間に2〜3回透析を受けなければなりません。
当院では、こうした腎不全の患者さんに対して透析を行っておりますのでお気軽にご相談下さい。
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