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前立腺肥大症とは

男性で年齢50歳以上の方

・排尿後まだオシッコが残っている感じがする
・排尿後2時間以内にもう一度トイレに行きたくなる
・排尿の途中で、尿がとぎれることがある
・尿意を催すと、我慢するのがつらい
・尿の出る勢いが最近弱くなった
・排尿を始める時、いきんでしまう
・夜寝てから朝起きるまでに何回もトイレに行く

こんな症状が現れたら「前立腺肥大症」かもしれません。

前立腺は、男性の膀胱の出口に尿道を包むようにあるもので、精液を作るのに重要な役割をする器官です。前立腺肥大症は老年期男性の代表的な病気で前立腺のなかにコブができて、これが尿道をふさぎオシッコの出が悪くなるのです。患者数は現在増加し続けており、50歳以上の3〜4人に1人、70〜80歳台では10人のうち7〜8人は大なり小なり前立腺肥大症の傾向があるといわれています。

前立腺肥大はなぜ起こるの?

原因の一つに加齢による男性ホルモンのくずれがあると考えられています。年を重ねるにつれ、男性ホルモンの分泌が減少してきます。このために男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが崩れ、老化現象として前立腺の内腺のなかにコブができてくるものと考えられています。 また、体質や食生活の欧米化、生活環境も影響しているといわれています。オシッコの出具合が気になったらためらわず泌尿器科の専門医に相談しましょう。

   
前立腺肥大が進行すると…

前立腺肥大症は当初のうちは頻尿だけの症状ですが進行してくると尿毒症や感染症、尿閉を併発します。また同じような症状でも前立腺がんなどの病気の可能性もありますから自分で安易に判断せず、早めに泌尿器科の専門医に相談しましょう。


前立腺癌
前立腺肥大症とよく比較される病気に、前立腺癌があります。50代以上でおしっこの勢いが悪くなった、夜何度もトイレに起きるようになったなどの症状が現れたら前立腺肥大症がもっとも疑われますが、中には前立腺がんの場合もあります。
前立腺肥大症は前立腺の内側の部分から発生するため比較的症状が出やすいのですが、前立腺がんは前立腺の外側の部分から発生するために気づきにくいという特徴があります。おしっこの勢いが悪くなった、夜何度もトイレに起きるようになったなどの症状が現れたら、一度は前立腺がんを疑ってみましょう。

前立腺がんの検査には、採血による前立腺の腫瘍マーカーであるPSAの測定、直腸内触診、超音波検査などがありますが、早期発見に最も有用なのは腫瘍マーカーPSAの測定です。これにより、8割から9割の確率で発見が可能です。50歳を過ぎたら年に1回の検査および専門医による直腸診を受けられることをおすすめします。


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